暑さを吹き飛ばす??韓国古典怪談ホラー映画【箪笥/장화, 홍련】
日本の夏の風物詩と言えば…祭り、花火、怪談(稲川淳二)。あ、、これ昭和か?
世代関係なく、怪談話やそういった類の番組を誰もが一度は見聞きしていると思う←
例にもれず、夏になると怖い映画や映像を好んで鑑賞する方々が身近に数名。
彼らのオススメは、日本と韓国のホラー映画。
欧米のホラー映画より派手さはないが、じわじわと精神的に追い詰められるほの暗さが生々しくて良いらしい。
そして、たまたま視聴した映画が、よく出来た(好みであり展開が作りこまれており、予期せず引き当てた良品ホラー)映画だと言うのだ。
それが、【箪笥/장화, 홍련】
韓国の古典怪談『薔花紅蓮伝』をベースに、人里離れた家に住む一家の継母と美しい姉妹の確執、そして“家”自体が放つ禍々しい怪奇現象を描いた恐怖映画。「クワイエット・ファミリー」のキム・ジウン監督が、原作のモチーフのみを踏襲し、結末の予測できないホラー映画として現代的に再構築した。出演は「KT」のキム・ガプス、「H」のヨム・ジョンアほか。
※映画.comより引用
この映画、ある程度心の準備をしてから観てほしいかも←
確かによく出来た作品。
人間の怖さや醜さも存分に書き込まれている上、映像の美しさもあり、何故か身近な出来事のことかの様に感じてしまう。
描写が上手なのよ。演出も。
光というのかな?画面の明暗の取り方、カメラの角度…
白いワンピースと赤い血、古い洋人形…色の使い方や小道具も特徴的かも。
誰視点で話が展開しているのか、誰が主役なのか一瞬分からない流れ、気が付いたら作品の舞台真ん中に連れて行かれているような怖さ…
最後に『そうか…つながった…』という感覚。
正直、後味があまり良くない終わり方かな。
観るのを中断しそうになるシーンが何か所か有w
ひとりで観るのはオススメしないかも…
2003年製作された、箪笥。
この作品の一番衝撃ポイントが…出演している イム・スジョンさん。
彼女は、きちすけおんにと私のお気に入り映画【あなたの初恋探します】※のヒロイン。
ちょっぴり芦田愛菜さんに雰囲気が似ている可愛らしい女性。
で、彼女の何が驚きだったかと言うと…
箪笥の中で演ずる スミがどう見ても10代半ば位にしか見えないのだ。
だが、制作時の2003年の時点でイム・スジョンさんは20代半ば…。
奇跡!!!
あの、透明感!あどけなさ!危うさ……>語彙力orz
服装や話の雰囲気から”少女”ではないかと思い込ませるのよ。
色んな意味で凄>語彙力orz
なお、映画【箪笥/장화, 홍련】は[U-NEXT][Amazon プライム・ビデオ]等にて現在配信中。
ちなみに、ジャパニーズホラーの代表作『リング』は、日韓合作でリメイクされているらしい。
相変わらず暑さが続く毎日。
外出もままならない今日この頃。
ここはひとまず、お家でホラー映画鑑賞ってのもありかもですぞ。
すけえもん
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