<龍山区>ソウル未来遺産とか、日本人設計の駅とか、後から色々。[緑莎坪]|ソウルで合流&一人旅2019/12-その25
新羅免税店での買い物の後は
お腹空いた!のど湧いた!ってことで
念願の居酒屋「タモトリ」へー!
色んな種類のマッコリが楽しめるとのことで
前から行ってみたかったところ。
早速、最寄駅の緑莎坪(ノクサピョン)駅へ移動。
でね、
駅に降りたらちょっとびっくりすることが。
ノクサピョン駅のスケール感とか綺麗さとか
なんかすごっっっ。
改札口を出て出口へ向かうと
真っ白いドームの様な広い空間が
急にどぉーーんって目の前の広がってきて。
そのだだっ広い空間を突っ切る様に
長いエスカレーターがのびてたり、
あと回廊とかあって。
いやー、なんか
ここは美術館ですか?っていうか、
そんな感じ。
で、その長いエスカレーターを乗り継いだり
回廊をぐるっと回ったりしながら
地上出口に向かうんだけど。
なんかねぇー
エスカレーターに乗っているうちにねー、
免税店での購買欲や敗北感、
人の熱気にあてられた余韻とかで
ボーっとほてっていた頭が
クールダウン&リフレッシュできちゃったという。
すぅーっと何かが昇華する感じ?
いやー、ほんとちょっと不思議な空間。
駅じゃないみたい。
後から、日本人が設計したと知ったのでメモメモ。
■ Casa BRUTUS の記事 ■
2019年3月に改修してオープンしたとのことで。
プロジェクトのコンセプトは
「地下芸術庭園」らしいので
見てびっくりした時の印象は
そこそこ合ってたらしい。
建築家・猪熊純氏と成瀬友梨氏が手がけた
初の海外作品とのこと。
設計事務所の公式サイトに動画と共に
詳細があるのでよろしければ。
■ 成瀬・猪熊設計事務所 WORKS「Dance of light」■
なんかこうやって
日本人が関わっていると知ると
ただの通過点だった地下鉄駅への親近感が
ちょっと変わってくる。
単純なもんでござる。
まぁその時はそんなこと知らなかったので
何か気分すっきりした―
何食べよっかなーとか思いながら
2番出口を出て大通りを解放村方面へ
向かったのだけど。
まずは大通り沿いをまっすぐ直進。
歩道も広くて
並木道の様になっていて
遠くにNソウルタワーも見えるし
歩いてて気持ちいい。
左手には米軍跡地 (過去には日本軍が駐留) を
隔てる壁が延々と続いてて。
この壁の向こうにいつか入れるかなー、
どんな風に変わっていくのかなー、
なんて考えつつ
大通り沿いから横道へ、
解放村通りへと入って行く。
そしたら突然目の前に甕の山がずらり。
おお、これは見たことある。
よく雑誌とかにも出てるあの風景。
なんと、こんなところにあったのか。
想定外に出会えてしまったソウル未来遺産。
ソウル未来遺産なのは
この甕たちを販売している阪神陶器。
1967年に開業してからずっと陶器を販売してきたお店。
まさかこんな風に出会えるとは。ラッキー。
こういう偶然は大歓迎なのだ。
お店を覗いてみると
ソウル未来遺産のプレートは店内に発見。
記念にパシャリ。
訪ねてくれた人を無駄足にすることがないように
1年365日、店のドアを開けていると
下記ソウル未来遺産のサイトを読んで知った。
(Google翻訳を使って)
■ ソウル未来遺産「阪神陶器」■
そうなんだよ。
訪れたのは真冬の12月の18時位。
何でドアが開けっぱなしなんだろう、
寒くないのかな、なんてちょっと思ったんだよ。
そんな理由があったとは。
素敵だー。
後からほっこり気分に。
ただやっぱりその時はそんなこと知らないから
朝スンドゥブチゲ食べたなー
たしかこんな器だったなー
お腹空いたなー
何食べようかなーとか思いながら
タモトリを目指してた。
で、ソウル未来遺産では後日談がもう1つ。
通った道の途中にもう1個ソウル未来遺産が
あったことが分かったのでメモメモ。
■ ソウル未来遺産「FOREIGN BOOK STORE」■
「FOREIGN BOOK STORE(フォーリンブックストア)」は
1973年にオープンしてから
梨泰院だけで40年以上営業を続けている
外国の本の中古書店との事。
外国の書籍の輸入が容易でなかった時代に、
米軍部隊の近くで古物商など
古本を集めて売っていた場所は、
英語の勉強をしようとする大学生や教授からの
人気が多かったらしい。
場所は通ってきた大通り沿いの反対側。
ニアミスだー。
まぁ、こんな感じで
ソウル未来遺産に触れると
普通の街並みがちょっと色づいて
身近に感じられて
街歩きがさらに楽しくなる気がして
個人的にうきうきしてしまうので、
つい後追いをしてしまう。
しかも今回は偶然出会えたもんで、つい。
あ、ソウル未来遺産については
のしやま先輩のブログが分かりやすいのでぜひ。
gathering-at-seoul.hatenablog.com
...ってことで、
お腹空いた!
のど湧いた!
いざ目的のタモトリへGOなのだー。
⇒「タモトリ」のブログはこちら
きちすけ