「LUUP」電動キックボード、乗ってみた。|漢江散歩への道

「LUUP」電動キックボードシェアアプリ体験

前から気になっていた電動キックボード。

単純に電動キックボードに乗ってみたいってのもあるし、韓国で漢江沿いを乗りながら散歩出来たら楽しいだろうなぁ、とか思ったりしてて。

いきなり韓国で初乗りはちょっと心配ってことで、身近に体験できるシェアサービス「LUUP」を使って、どんな感じか体験してみることに。

 

2021年4月23日からサービススタートした「LUUP」。

体験したのはスタート直後のゴールデンウィークの時期だった。

ちょうど注目を集めている時期だし祝日だしで、電動キックボードを確保するのが大変だったなぁって思い出が。

 

アプリの登録方法等は既に分かりやすいサイトやブログがあるので、ここでは実際に体験してみて感じたことをめもめも。

とは言え体験したのは5月。

だいぶ前なので今とは違うだろうなって事も併せてまとめ。

 

事前準備

まずは何といってもこれ。

①アプリインストール

②アプリへ必要事項登録

・住所、氏名、クレジットカード情報等登録

③アプリへ必要事項登録[その2]

・免許証アップロード

・交通ルール試験(アプリ内オンライン)

 

クレジットカード登録までは簡単に完了。

免許証アップロードと交通ルール試験は、登録完了(承認)まで時間がかかることがあるので要注意。

アプリ内にもその旨説明書きがある。

実際、③の登録は3時間待って完了しなかった。

なのでその日はもうあきらめて、翌日確認したら登録完了されてたって感じだった。

まぁ登録した日がゴールデンウィーク中だったってことが大きいと思う。

なのでその時のタイミングもにもよるかと思うけど、もし「LUUP」を必ず利用したい日が決まっている場合は、余裕をもって全ての登録を前日までに完了させておく方が安心。

 

交通ルールの試験は満点必須。

間違えてもすぐに何度でも受け直せるので、落ち着いて解けば10分位で終わると思う。

免許持ってるだけのペーパーゴールド免許保持者としては、ここで事前にちゃんとルールを確認できて安心できた、かな。

 

そして登録完了したら下調べ。

個人的には以下をざっくり調べた。

・レンタルを開始するポート(電動キックボードが停まっているポート)

・電動キックボードの充電残量確認※これ大事!

・目的地ポート(返却ポート)確認

・当日走行予定ルート検索(自転車専用レーン有無等)

自動車の交通量が多そうな道を走るかもだったので、別ルート含め、走行ルートは軽く調べといて良かったかな。

 

利用当日

電動キックボードをちゃんと確保できるまで安心はできない。

事前予約ができないので実際にポートへ行ってその場で確保する流れだから。

利用した日は他の利用者も多く、電動キックボードを確保するのがほんと難しかった。

電動キックボードを2台借りたかったけど結局それはかなわず。

アプリ上で2台駐車中表示のポートへ行ってもタッチの差で借りられてしまってて自転車しか残っていなかったり。

周辺のポートを探して、結局、電動キックボード1台&電動自転車1台の2台で移動することにした。

なんとか確保したその電動キックボードのレンタル開始手続きを進めてる時にも、同じく電動キックボードを借りに来た別のお客さんがきて、

(相手)「あ、今から使われるんですよね」

(我ら)「あ、そうです、すみません」

(相手)「あ、いえいえ、なんかなかなか無いですよねw」

(我ら)「そうですよね、、w(うんうん、、良く分かります)」

なんてやりとりがあったりもした。

サービス開始したばかりだったし、ゴールデンウィークだったしでほんとに利用希望者が多い時なんだなぁって実感してた。

 

ちなみに最近は電動キックボードが置いてあるポートがすごく増えた。

「LUUP」電動キックボードシェアアプリポート

※2021年9月14時点のアプリの画像一部スクショ

活動エリア内のあちこちで、ここにもある、あっ、ここにもっっ、て感じで、電動キックボードが並んで駐車してあるのをよく見るように。

スタート当時は100ポートほどだったのが、現在は300ポート以上(2021年8月時点)に増えているとのことなので、最近はもっと手軽に確保・利用できるんじゃないかな。

 

利用方法・楽しみ方

ポートからポート間の移動を楽しむ。

これが基本。

レンタル開始時に目的のポート(返却ポート)を選んでからレンタル開始。

当たり前じゃーんって思うかもだけど、我らはちと認識違いがあって、一瞬わたわたすることがあった。

 

あの日は新宿エリアのポートで借りて目的地のポート(返却ポート)は六本木のポートを選択。

真っ直ぐ六本木へ向かわず、途中寄り道をして表参道あたりを走行してたら、なんとスピードダウンして電源が入らなくなるという事態に。

どういうことかというと、、。

目的地のポートと全然違うエリアに向かいすぎるのはよろしくないっぽい。

実は目的地ポートからあまり離れすぎると警告通知が来る。

さらに無視して離れ続けると何と電動キックボードのスイッチが切れる(入らなくなる)、という流れ。

ちょっとびっくりしたけど、大丈夫。

そんな時は焦らず目的地のポート(返却ポート)を今いる場所の周辺のポートへ変更すればOK。

すると電源が入るようになった。

皆さん、何かアラートが入ったらちゃんと言うことを聞きましょうw

こんな変更を余儀なくされる場合以外でも、ライド中に目的地ポートの変更はアプリ内で簡単にできるのでご安心を。

ちなみに走行禁止道路付近にいるとこちらもちゃんと通知が来る。

走行禁止道路付近ですよーって。

なので、サービス実施区域とか走行禁止道路はしっかりと事前に意識しておくほうが良いかと(当たり前だけど←)

そんなこんなで、実証実験中ということもあると思うけど、しっかりと走行エリアとかデータ管理されてるんだなってことを実感。

かえって安心できたかも。

「LUUP」電動キックボードシェアアプリ体験

 

速度について

走行速度は最高時速15㎞。

時速15㎞って、思っていたよりゆっくりだった、かな。

風を切って走るってイメージでは無かった。

自転車の方が断然早いし、自転車にはバンバン追い越されたw

急ぎたくても急げない、時速15㎞以上出せないと言うもどかしさを感じたりもしたな。

例えば自転車レーンに路駐している車をよけてちょこっと車道に入る時とか。

ちょっとスピード上げてささっとよけたいけど、でも15㎞以上スピード出せない、勢いを上げられない時とか。

車道だとちょっと邪魔になっちゃいそうなスピード感。

なので右折は毎回キックボードを降りて歩道を歩いて道を横断した。

公式ルールでも右折はその方法を推奨してるし、その意味を納得。

2車線あるところで右折レーンでの右折は、、怖そう。

でも、ゆっくり街並みを見ながら観光気分を楽しむとかにはちょうどいいスピードだと思う。

自転車レーンが整備されてるとか、車道が広くて尚且つ車の交通量が少ない場所とかだと最高に気持ちよかった。

青山霊園とか国立競技場のあたりとか。

 

料金・無料クーポン

これは、用途や比較対象によって感じ方が違うかも。

現状、一般的な自転車のシェアサービスと単純に比較すると値段は約3倍くらい高い。

例えば個人的によく使うサービスだと

ドコモバイクシェアは30分165円(税込)15.5円。

ハローサイクルだと15分70円(税込)1分約 4.7円とか。

それに比べると「LUUP」は初乗り10分110円(税込)、以降1分16.5円(税込)

15分だと192.5円(税込)112.8円。

30分だと440円(税込)1分約 14.7円。

 

ただ、クーポンをうまく使いこなせたらそこまでお高くもならない、かも。

「LUUP」には自分以外の人に無料クーポンをプレゼントできる「友達招待コード」が個々に付与されている。

「LUUP」電動キックボードシェアアプリクーポン

この「友達招待コード」を他の人が入力するとその人はすぐ使える30分無料クーポンが貰える。で、その人がそのクーポンを使ってライドを完了すると招待コードを送った自分にも30分無料クーポンが付与される、という仕組み。

電動キックボードをよく使う家族や仲間や知り合いがいるなら、この招待コードからの無料クーポンをうまく使いこなしたいかも。

 

ただ、周りにそんな人がいるか分からないって場合も大丈夫。

「LUUP」を初めて使う人なら誰でも使える初回ライド30分無料コードが、アプリにちゃんとついてる。

「LUUP」電動キックボードシェアアプリクーポン

「LUUP」をダウンロードしたら誰でも初回1回だけ30分無料になる公式クーポンコード[NEWRIDE]

なので誰でも安心して「無料」お試しができる。

 

ちなみにクーポンは登録した順番に自動的に消化される。

電動キックボード使用でも、電動自転車使用でも両方に使えて、どちらを利用したか関係なく自動的に順番に消化。

今回はクーポン使わない、とかの調節もできない。

利用者の方でコントロールはできないのであらかじめご了承のほどを。

まぁクーポンを使い忘れる心配が無いのでそれはそれでいいのでは、と思ったりも。

 

感想

現状、ぷらぷら散策したいときに目的無く使いたい時は個人的にはちとお高い。

移動手段としても速度が現状のままなら急いでるときは自転車の方が便利そう。

ただ服装を選ばず、スカートでも気軽に乗れるのは良さそうだし、バスやタクシーの代わりに近距離移動とかで使えたら便利そうだし楽しそう。

急いでない時の近距離利用が良さそう。

 

以上、簡単なまとめ。

時速15㎞がどのくらいの速さか、公道を自動車と一緒に走ったらどんな感じなのか、もし気になってたら試してみると面白いかも。

ヘルメットが任意の今のうちに。

まずは体験、体験。

「LUUP」電動キックボードシェアアプリ体験

※注意:記載内容はあくまで特別サービス許可をとった実証実験中の電動キックボードの場合のルール。

個人購入した電動キックボードの場合はヘルメット着用義務があったり、レンタルとは法律が違うのでご注意を。

 

そして、、、。

韓国でいつか漢江沿いをぼーっと散歩したり、サイクリングしたり、電動キックボードを乗ったりしたい、そんな思いはやっぱり高まる。

漢江のライブカメラとか見ているとさらにはふぅぅってなる。

漢江公園の自転車道路で電動キックボード走行可に(聯合ニュース2020.12.09)」なんて記事を見つけてほほぉぉーってにんまりしたり。

ただ、調べていくと「国際免許」とか「個人認証ができるサービス」とか「韓国の交通ルール」や「ヘルメット必須」とか、色々ちゃんと確認しなきゃいけないことがたくさんでてきた。

時間はまだあるしゆっくり調べてこっと。

 

 

きちすけ

 

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