日本から「濱口竜介監督」&俳優「尚玄」|第26回釜山国際映画祭[2021BIFF]

第26回釜山国際映画祭[2021BIFF]

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]

※画像は第26回釜山国際映画祭[2021BIFF]公式サイトより

10/15(金)に閉幕した第26回釜山国際映画祭。

日本からも濱口竜介監督と俳優の尚玄氏が出席していたので、ちょこっと後追いめも。

 

濱口監督は『ドライブ・マイ・カー』&『偶然と想像』の2作品が「第26回釜山国際映画祭」のガラプレゼンテーション部門上映での参加。

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]上映映画「ドライブ・マイ・カー」

(C)2021「ドライブ・マイ・カー」製作委員会

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]上映映画「偶然と想像」

『偶然と想像』「魔法(よりもっと不確か)」 (C)2021 NEOPA  Fictive

尚玄は主演映画『GENSAN PUNCH 義足のボクサー』(監督:ブリランテ・メンドーサ)が「第26回釜山国際映画祭」のキム・ジソク賞にノミネートされ参加。

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]上映映画「GENSAN PUNCH 義足のボクサー」

(C)2021 GENSAN PUNCH Production Committee

お二方ともレッドカーペット~開幕式へ出席の他、各種イベントにも出演。

各作品上映後に開催されたGV(Guest Visit :観客との対話)イベントや、濱口監督はスペシャルイベントとして実施されたポン・ジュノ監督とのトークイベントに出演したり。

 

そして『GENSAN PUNCH 義足のボクサー』は見事キム・ジソク賞を受賞。

♪祝♪- ♪祝♪- ♪祝♪ おめでとうござります!

尚玄ご本人公式Twitterにも速報ツイートが。

作品を手掛けたブリランテ・メンドーサメンドーサ監督はカンヌ国際映画祭監督賞、ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞などを受賞した有名な監督らしい。

 

こんな感じで気の向くままあちゃこちゃ検索しては見たりしていた。

釜山国際映画祭、今年は開会式やイベントを少しオンライン公開してくれていたので、現地の雰囲気を感じられてありがたかったな。

思い出用にアーカイブ動画からちょこっとまとめ。

※以下画像は第26回釜山国際映画祭[2021BIFF]公式サイトより

■ レッドカーペット

尚玄

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]尚玄

濱口監督は『ドライブ・マイ・カー』の出演者と共に登場。

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]濱口竜介監督、パク・ユリム、ジン・デヨン、アン・フィテ

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]濱口竜介監督、パク・ユリム、ジン・デヨン、アン・フィテ

(左から)アン・フィテ、濱口竜介監督、ジン・デヨン、パク・ユリム

 

■『GENSAN PUNCH 義足のボクサー』GV:尚玄

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]尚玄

 

濱口竜介xポン・ジュノスペシャトーク

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]濱口竜介xポン・ジュノスペシャルトーク

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]濱口竜介xポン・ジュノスペシャルトーク

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]濱口竜介xポン・ジュノスペシャルトーク

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]濱口竜介xポン・ジュノスペシャルトーク

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]濱口竜介xポン・ジュノスペシャルトーク

濱口竜介xポン・ジュノスペシャトーク」は動画がアーカイブでアップされている。

韓国語全然分からないので、YouTubeの字幕機能をオンにして、字幕の自動翻訳を「韓国語(自動生成)→日本語」に設定して見た。

正直この機能あんまり役に立たないんだけど、ポン・ジュノ監督が何について質問しているのかイメージするくらいはできる。

まぁ、かなりざっくりかもだけど、トーク内容を把握することはできる、と思う。

濱口監督は日本語で答えているし。

 

スペシャトークの冒頭は黒沢清監督とのことから始まって

・「スパイの妻」(監督:黒沢清)の脚本を担当したときのこと

・学生時代に黒沢監督に師事していた当時のこと

その時に学んだのは黒沢監督の撮影方法をマネては駄目だということ

・濱口監督にとって

黒沢清監督は実際の師匠、絶対にまねができない師匠で、エリックロメールは架空の師匠、真似したくなる心の師匠

...こんな内容が繰り広げられ、ポンジュノ監督から「殺人の追憶」の犯人役は、黒沢清監督「CURE」に出てくる間宮(萩原聖人)を参考にしたというエピソードが語られたりもした。

その後『ドライブ・マイ・カー』、『偶然と想像』へと話が移り、ポン・ジュノ監督からの質問が繰り広げられて。

・2人の役者の会話、長セリフをどう撮影するかとても難しいと思うがどうやって撮影方法を決めているのか?

・『ドライブ・マイ・カー』で気になるアングルがあった、あれはどうやってアングルを決めたのか?

・職業俳優と非職業俳優が混在しているが役者の選び方は?

...などなど。

 

既に『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』を観た人はより楽しめて、まだ観ていない人にはネタバレにならずしかも作品が観たくなる、そんなスペシャトークイベントだったと思う。

ちなみにまだ観ていないので、俄然『ドライブ・マイ・カー』、『偶然と想像』が見たくなった。

 

トークイベント終盤でポン・ジュノ監督が、濱口監督は各国の映画祭に招待されていてスケジュールが忙しい中来てくれてありがとう、的なことを言っていたのでちょっと調べてみたら、、、

【映画祭招待上映】

香港国際映画祭『偶然と想像』

トロント国際映画祭『ドライブ・マイ・カー』

サン・セバスティアン国際映画祭『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』

・ニューヨーク映画祭『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』

バンクーバー国際映画祭『ドライブ・マイ・カー』

・BFIロンドン映画祭『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』

主なものだけでもこんなに。

『ドライブ・マイ・カー』、『偶然と想像』の人気の程を改めて知った気がした。

 

そして最後に「第26回釜山国際映画祭」閉幕式の様子。

■ レッドカーペット:尚玄

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]尚玄

■ 閉幕式での授賞式:キム・ジソク賞『GENSAN PUNCH 義足のボクサー』

第26回釜山国際映画祭 [2021BIFF]尚玄

ダイジェスト動画だったので詳細は分からなかったけど、どんなコメントだったのかなぁ。

『GENSAN PUNCH 義足のボクサー』はフィリピンで活躍した実在の義足のボクサー、土山直純さんをモデルにした物語。

こちらも劇場公開が楽しみだ。

 

以上、徒然なまとめ。

↓ 色々見たり探したりしたい方はこちらへ ↓

■ 第26回釜山国際映画祭[2021BIFF]公式YouTubeチャンネル

www.youtube.com

 

『GENSAN PUNCH 義足のボクサー』

2021年製作/110分/フィリピン・日本合作 原題:Gensan Punch

監督:ブリランテ・メンドーサ

出演:尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩 ほか

2021年10月30日(土)から開催される「第34回東京国際映画祭」のガラ・セレクション部門で上映決定 。

日本での劇場公開は2022年を予定(2021/10/16時点)。

eiga.com

 

『ドライブ・マイ・カー』

2021年/179分/日本

監督:濱口竜介

脚本:濱口竜介、大江崇允

原作:村上春樹『ドライブ・マイ・カー』(短編小説集『女のいない男たち』所収)

出演:西島秀俊三浦透子霧島れいか、パク・ユリム、ジン・デヨン、ソニア・ユアン、ペリー・ディゾン、アン・フィテ、安部聡子、岡田将生 ほか

カンヌ国際映画祭で日本映画初となる脚本賞ほか、国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)とAFCAE賞(フランスの独立興行主たちの連合組織AFCAEにより選出される)、エキュメニカル審査員賞(「人間の内面を豊かに描いた作品」に贈られる)計4冠を獲得。

2021年8月20日(金)劇場公開以降、各地でロングラン上映中。

10月15日(金)より、TOHOシネマズ シャンテにてロングラン上映がスタート。

■ 公式サイト

dmc.bitters.co.jp

 

『偶然と想像』

2021年/121分/日本

監督・脚本:濱口竜介

出演:古川琴音、中島歩、玄理、渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、占部房子、河井青葉 ほか

ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)受賞、第17回CineFest ミシュコルツ国際映画祭で最高賞エメリック・プレスバーガー賞を受賞。濱口監督初の短編集。

10月30日(土)から開催される「第22回東京フィルメックス」のオープニング作品に決定。2021年12月17(金)よりBunkamuraル・シネマほかにて全国公開。

■ 公式サイト

guzen-sozo.incline.life

 

 

きちすけ

 

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