私たちの幸せは“自由”にある【大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした】
『あなたHSPですよね?きっとそのことを受け入れたら楽になれると思いますよ?』
と最近アドバイスをいただいた。
HSP…Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、「生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質もった人」。
その言葉を耳にしたことがあっても、言われるまでどこか他人事だった。
先出の方もHSPらしく、初対面から気になっていたらしい。
彼女曰く『もしかしたら(HSPに対して)良いイメージを持てないかもしれませんが、受け入れたら楽になれました』と。
出会って間もない方から指摘をされたことが驚いてしまって、そうか…とすとんと落ちた。出会って間もないからこそ、どこか客観的で新鮮な意見だと感じたから。
何故彼女が良いイメージを持てないかもと言ったのか、その真意を知りたくて少しHSPについて調べてみた。
占い結果を読むがごとく…何かしっくり来なかったのだが、
ふと、目に留まった記事で出会った本がその答えのひとつかの様だった。
それが【大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした/괜찮지 않은데 괜찮은 척했다】
きっかけの記事がコチラ↓
抜粋されたタクシーでの出会いの話は、第1章の一番始めにある。
この話が凄く素敵に思え興味を持った。
著者はクルベウさん。
事業に失敗し、自分のためにSNSに投稿していた癒しの言葉が多くの読者の共感を集め、SNSの投稿をまとめた著書『心配しないで』で作家デビュー。
※diamond.jp著者紹介より引用
[人は自分が見たいものに意識を向けている傾向がある]と聞くが、優しい言葉や癒しの類もそうなのだろうか?
心身が疲れた時無意識に睡眠や休息を欲する様に、その時に必要な言葉を人間は欲することもあるのかも。と、少しだけロマンチズムを感じる、今日この頃。
この本は読みたいところから読んでも良いかもしれない。
例えば今日のオススメを見るような感覚で読む、みたいに。読み方に形はこだわらなくて良い気がする。
“世の中には自分と波長の合う人がたしかに存在するということ。”
(P103より引用)
これは、恋愛においても友情においても言えると思う。そして、言葉との出会いにも。
最近観ていたアニメの中で『苦しめる過去の言葉と貴様は、本質的に無関係だからだ。』というセリフがあって、それを聞いた時、何かがクリアになっていく感じがした。普段、色々なこと(言葉)に捕らわれすぎなんじゃないか?って。
病は気からじゃないけれど、思い込みもあるのではなかろうか。
そう考えたら、時には自分にとって消化の良い言葉、心地の良い言葉だけを選定してもよろしいのでは?それこそ“自由”に。良い思い込みを持って。
因みに、心理テストの様にHSP自己診断テストなるものがある。
“あなたはおそらくHSPでしょう。”に該当したすけだが、診断テストを解いている最中…これってほとんどの人該当するんじゃないの??え?そういうものだって生きてきたけど?って思ったw
ということは、意外と気が付かないうちに慣れも生じてその性質を受け入れている人も居るのかもしれない。
さて、本の感想よりもすけの話ばかりになってしまったごめんなさい。
今この本との出会いも、指摘してくれた彼女にも感謝している。
きっかけは何であれ、あまり先入観を持たずにピンと来たから読んでみよう!位の気持ちがオススメの作品。
響く言葉は人それぞれ違うはずだから。
すけえもん
■読書関連
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