<韓国映画 『イルマーレ』>旅に出るきっかけー初ソウルー
のしやま先輩を真似して、ハングル変換しました「けぎ」=「きっかけ」
皆さんは、何をきっかけに旅に行きたくなったり、興味をもったりするのでしょうか?
もしかしたら、「好き」を見つけ出す「きっかけ」…手がかりとして
意外な出逢いが、深く自分の人生に関わっていく出来事や場所、
物事に繋がっていくこともあるのかもしれませんよ?
ワタクシすけえもんが
韓国に飛びたい…旅行してみたいと思ったきっかけの出来事…
そのひとつが、韓流ドラマと映画です。
2011年、私は旅行会社にて働いておりました。
そして、東日本震災によって職を失いました。震災後3日目の出来事です。
当時、すけえもんを元気づける為かたまたまか…
友人の親御さんがオススメ韓流ドラマを紹介してくださいました。
様々なタイプのドラマを観始め
生活風景や日常的な会話のやりとり、食文化などに興味を持っていきました。
余談ですが…
すけえもん、実は恋愛ドラマや昼ドラの様な愛憎劇的な内容がめっぽう苦手です。
韓流ドラマに対しても、某ソナタの様に
事故や記憶喪失といったイメージが強く…観始めるまでは抵抗がありました。
(ドラマに関してはまた改めて書ければと思います)
その後、実は自身が以前から気になっていた映画が韓国の映画ということを知り、
韓国へ行こうと思い立ちました。
それが2012年。
不思議なものです…今でも不思議ですw
私が韓国へ最初に興味を持つきっかけとなったその映画、
それは「イルマーレ」です。
(ハリウッド版も観ましたが、私はやはり韓国版が好きです。)
一部では、日本映画のパクリ説もあるみたいですが、
私はストーリーよりも、風景の美しさや空気感…心理描写が心に響きました。
映画「イルマーレ」は、イタリア語で海を意味する『イル・マーレ』という名の海辺の家(※この建物が素敵なんです。現在は台風で更地になってしまったとのこと…残念)を舞台に、設置された郵便受けを通して時を越えた文通を行なう2人の男女を描いた恋愛映画です。
繊細で切ないんです。
そしてどこか懐かしく感じるのです。画面の中の風景に。
正直、内容より(失礼)映像にくぎ付けでした。
初めてこの映画を見た時は飲食店の店内でした。
音は流しておらず映像のみ。
断片的に観たその画像の中の建物や風景、人物を映すカメラの角度…
何故か記憶に残っておりました。
数年後、きちんと作品を観ることができ、更に好きになりました。運命ですねw
因みに、ヒロインは『猟奇的な彼女』でも有名なチョン・ジヒョンさんです。
『スピルバーグを魅了した…』とキャッチコピーに書かれてますね。すごい!
さて、2012年、私が初めて渡韓した際
現地の方の距離感の近さに大変驚きました。(今だに驚かされることがあります。)
また、人懐っこさや思いやり、優しさも感じられました。(ここら辺の話もいずれ出来れば…)
そこがイルマーレの中で感じた、懐かしさに繋がるのでしょうか…
初韓国での出来事を韓国に住んでいた知人に話したところ、
震災後、韓国では韓国に住む日本人や観光できた日本人に対し
思いやりのある心で接してくださる方が多かったそうです。
近年、色々な情報が飛び交っており迷うことも多々あると思います。
物事は色々な側面を持っているのかもしれませんね。
だからこそ
自分自身の目で見て、体感して…自身の心で感じる。
それもひとつの選択肢かもしれないと個人的には思う今日この頃です。
まずは「きっかけ」として
今週末、お家で映画鑑賞…いかがでしょう?